新しい出会いや変化に戸惑いが

 ちょっと過ぎてしまいましたが3月5日は「啓蟄」
冬ごもりをしていた虫たちが土の中からはい出してくる日のことですが、
「いよいよ春が動きだしたゾ」という感じがして、心が躍ります。
人間の子どもは冬の間も元気に活動していたのですが、春を迎えると、
新しい出会いや変化に対する期待の虫が、心の中からモゾモゾと生まれて
くるような気がします。
卒園のうたや練習で感受性豊かな子はぐしゅんぐしゅんと涙を流したり、
おもいで帳を綴りながら、お友だちと幼かった4月に苦笑いしたり・・・
先日のお別れ遠足では他のクラスへ移動して先生や友だちが替わって喜ぶなど
「早く年中組になりたい、年長組になりたい」という期待を体いっぱい表現する子と
進級への期待、喜びもわき出している子と様々ですが、一年ごとに確実に大きく
なっていく子どもたちの旺盛な生命力に感動を覚える今日この頃です。