幼稚園の大切な教材の一つである折り紙は、その折り方を本で
学ぶことが多いです
しかし折鶴はいつのまにか伝承されるものだと思っていました。
私は幼い頃に母から教わり、友だちが入院したときもみんなで折った
千羽鶴を届けたりと、当然折れる環境がありました。
ではなぜ今の子たちは折鶴を折ることができないのでしょうか。
大人が忙しいとじっくり子どもに関わってあげる時間がなかなか
とれません。そう、伝承する暇がないのです。
『暇』という言葉で片付けられる大切な子育ての『時間』。
この『時間』は一瞬に訪れるので、タイミングを逃さず伝えてほしい
人からしか学べない伝承の大切さを知ってほしいと思います。
この春、新規採用の先生たちが配属されると、いつも思うことです。
先生になろうとしている子が「鶴が折れない」子どもに教えられない
人材難ではあるけれど、やりがいのある仕事だけに専門性をもった
人材がほしいところです
わが美鈴幼稚園も26年度、人の新規採用教諭を迎えます。
辞令を受ける前だけど今、慣れるために一生懸命頑張っています
卒園児ということもあり先生たちはここまで準備をして迎えてもらって
いるのだと感謝しているようです
母園で働けるる喜びを、子どもたちに反していけるよう
頑張ってほしいです