子育て中の親を悩ます子どもの偏食
とりわけ野菜は苦手な子が少なくありません
野菜や肉・魚、山草、海藻と食材豊かな日本は、子どもがなじむのに
時間がかかる食べ物が多いですよね
中でも野菜は食感と味の両面で、子どもにとってハードルが高い食材です。
3歳ごろまでは奥歯がないためペラペラしたレタスやわかめ、トマトの皮は
すりつぶせないし、バラバラになるブロッコリーはうまくかめない。
野菜の苦みやえぐみは本能的に拒否してしまいがちです。
細かく刻んだりすりつぶしたりして、食材が入っていることがわからないように
する方法は、苦手意識の克服にはつながりにくいような気がします。
何十年と子どもたちの食生活を見てきて食べる経験が少ないのでは
「食べてみたら意外とおいしい」という体験を重ねることが大事のように思います。
無理強いや否定は禁物
親も疲れてしまわないよう、無理のない形で食卓に並べ続け、時々声かけしながら
長い目で見てあげましょう。
明日は実際に子どもたちの食事の様子を見て頂きます。
お箸の持ち方を含め、マナーにも気を付けてみてください。